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大館城 (陸奥国) : ウィキペディア日本語版
大館城 (陸奥国)[おおだてじょう]
大館城(おおだてじょう)は、福島県いわき市好間町にかつて存在した日本の城飯野八幡宮の近くに位置する事から、飯野平城(いいのたいらじょう)とも呼ばれた。
==沿革==
浜通り南部の戦国大名であった岩城常隆により、1483年文明15年)に、阿武隈高地の麓、夏井川の西南に建設された。又、一説には、常隆の祖父で嘉吉の内紛を制した岩城隆忠の代に建てられたとも言う。
代々岩城氏が居城としたが、岩城氏は関ヶ原の戦い後に所領を没収され、1602年慶長7年)に鳥居忠政が10万石で入封され、大館城の新たな城主となった。忠政は徳川幕府の命を受けて、大館城の東に新たに磐城平城を12年かけて建設し、完成とともに居城を移した。これに伴い、大館城は廃城となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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